オール電化・太陽光発電
Electrification
オール電化
オール電化とは、給湯機・断熱設備・調理台(コンロ)などに「電気」を使用することです。
月々の光熱費はガスと併用するよりもお得!
2011年に発生した震災の影響でエコキュートなどの補助金はストップしましたが、光熱費の安さと便利さからオール電化にされる住まいは増えています!
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オール電化のメリット
メリット1 「電気の方が安い」
光熱費の大半は「給湯」によるもの。ガスによる給湯よりも、安い夜間電力を使用した給湯の方が月々の光熱費が安くなります。特に、値段がやや高めな「プロパンガス」を使用されている場合、更なる節減に期待ができます。
メリット2 「基本料金の一本化」
電気とガスの併用は、基本料金を両方に支払うため、割高になってしまいます。電気に一本化することで、基本料金が重複せず、月々の光熱費が安くなります。
メリット3 「火を使わない安心」
火を使わないので、家事の危険性がほぼ0になります。お子様やお年寄りのいらっしゃるご家庭に安心です。
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オール電化のデメリット
デメリット1 「湯切れ」
一番の心配は「湯切れ」です。大量のお湯を使用する際に、貯めておいたお湯を使いきるとお湯が出なくなります。そうならないように家族構成や生活のスタイルを考慮して、「適正なサイズの給湯器」の設置が必要です。
デメリット2 「設置スペース」
お湯をためておく給湯器は意外と大きいので、それを置くスペースが必要となります。
また、重い機材なので、設置場所の地面が土の場合はコンクリートの基礎を作る必要があります。機材が斜めになると、様々な個所に負担がかかり、故障や水漏れの原因となるのでご注意を。 (ガスも、ボンベを置くことを考えると、それほど大きなデメリットではないかもしれませんね。)
その他の注意点
IHクッキングヒーター
ガスコンロからIHクッキングヒーターに変更した場合、IH対応の鍋やフライパンに買い替える必要があります。
ガス専用とIH対応用は裏側のつくりが異なるため、ガス専用のものは使用できません
太陽光発電
オール電化とは、給湯機・断熱設備・調理台(コンロ)などに「電気」を使用することです。
太陽光発電の導入は、売電価格の高い今がお得!
太陽光発電で発生した電気を電力会社に売る「売電価格(=電力会社の買取り単価)」は導入年度によって異なります。
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太陽光発電のメリット
メリット1 「電気代が安い」
毎月の光熱費が格段に安くなります。今後、電力会社からの買電価格が上がっても、大きな影響を受けません。また、電力会社へ電気を売ることができるので、立地や日差しの条件によって、年間で黒字になることもあります。
メリット2 「電力不足や停電時にも電気の使用が可能」
電力会社の電力不足や急な停電が発生しても、太陽光発電時は問題なく電気を使用できます。ただし、夜間や悪天候のときには電力会社からの買電が必要になるのでご注意を。
メリット3 「エコ」
CO2を排出しないので、とってもエコ!世界が注目するクリーンエネルギーです。
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太陽光発電のデメリット
デメリット1 「天候に左右される」
天候に大きく左右されるので、雨の多い時期や日照時間の少ない冬場などは買電が必要です。ただし、最近では曇りや雨の日でも発電量が0にならない高性能な太陽光発電も開発されています。
デメリット2 「初期費用」
太陽光発電を設置する初期費用がまだまだ高く、元を取るまでに15年前後かかります。新築の住まいには絶対オススメですが、既に10年以上経っているお住まいは、状況に応じた設置が必要です。
デメリット3 「屋根への負担」
屋根瓦より軽いと言ってもそれなりの重さになってしまう太陽光発電機なので、屋根への負担が発生してしまいます。設置の前に住まいの構造が設置に耐えられるものかを確認しますので、問題があれば設置ができないこともあります。
その他の注意点
太陽光発電機はメーカーによって差があります。
やや高くても、発電量の多いものや、曇りや雨の日でも発電するものなどがあり、「売電」を考えるとお得だったりもします。また、機能は良くても重くて設置を避けたほうが良い場合もあります。
様々なメーカーから様々な太陽光発電機が開発されていますので、その中から一番適したものを選ぶことがポイントです。